玉藻イズムとは?

 玉藻とは、校歌の冒頭の部分に出てくる言葉ですが、「常陸なる 浪逆の浦の 玉藻こそ 引けば耐えすれ あどか絶えせむ」という万葉集の歌から引用したもので、藻の美称、美しい藻を意味します。

 本校の同窓生が中心となって組織する会や団体においては、玉藻〇〇会、〇〇玉藻会というように『玉藻』という言葉を入れることが多く、この玉藻という言葉には、「旧制中学校から引き継がれた伝統を基本としながらも、常識にとらわれることなく、より良いものを積極的に取り入れ進化し続ける。」という同窓生の熱い思いが込められています。

 このことを『玉藻イズム』と命名しました。

茨城県立麻生高等学校第34代校長 青山 泰久